

神奈川県トラック協会とTOKYO GRAFFITIがコラボし、物流業界を盛り上げる!
はたらくトラック大図鑑
緑ナンバーはプロの証。現役トラックドライバーが、自慢の愛車と仕事への情熱を語る!
ISOコンテナ タンクローリー



私のトラック推しポイントBEST3

タンクの中身が空になると、後ろ3輪のうち、前の2輪が浮き上がるんです。地面に接するタイヤの数が減ることで、タイヤの摩耗軽減や燃費上昇などのメリットが見込めます。さらに、高速道路料金も特大車ではなく大型車扱いになるので経費もかなり削減できます。

世界共通のISO規格に則り設計されたコンテナ。コンテナは珍しい黄緑色。このあたりではわが社、内外液輸だけなんです。

従来よりも小さめに設計されたハンドル。ハンドルが小さいだけで、小柄な女性も運転姿勢を調節しやすく、長距離の運転も楽になります。

低床冷蔵加温ウィング車



私のトラック推しポイントBEST3

追突されたときの衝撃を緩和するリアバンパー。このトラックではリアバンパーが足場の役割も果たしています。荷物の積み下ろし時にこの足場があるだけで、転倒などの事故を未然に防ぐことができる。一人二役でドライバーの命を守る、重要な部品なんです。

キャッチとはウィング扉を施錠するロックのこと。このトラックには計14個のキャッチがついているので、室温の変化が少なく高品質な輸送が可能に。

本来2本のサイドバンパーをあえて3本にすることで、自転車の巻き込みを防止しながら、重心の低いドシッと構えた外観に。中には工具箱を収納しています。

セミトレーラー



私のトラック推しポイントBEST3

大草原でも目立つシマウマをイメージし、物流業界で唯一無二の存在となるべく生まれたゼブラ便。ただ、目立つということは常に誰かに見られているということ。この柄を見ると、ドライバーとして交通ルールを守り安全運転を心がけなければと背筋が正されます。

筒型のコイルを固定するための船形。以前まではコイルの固縛に1時間かかっていましたが、船型のおかげで今では15分程度で固縛できるので、圧倒的に楽です。

スタンションは荷台から荷物が落下するのを防止する部品です。このセミトレーラーの場合、コイルを立てかけるために斜めに設計されいるのが特徴的。

ダンプトラクターヘッド



私のトラック推しポイントBEST3

運転席の中に荷台を上げるためのボタンがついていて、アクセルでそのスピードを調節。鉱石など重いものは、速めに上げて勢いをつけ、大豆などの軽いものはゆっくり上げます。運搬物や受け入れの先の設備に応じた上げ方が要求される、繊細な作業なんです。

油圧シリンダーやリフトアームなどを組み合わせて荷台を上げる、「ホイスト式」が日本では主流のやり方。テレスコピック式と言われる海外のダンプアップに比べて、リフトアームがついている分、見た目もゴツくて安心感がありますよね。

このトラクターヘッドは、荷台を上げるリフトがある分、車輪の間のホイールベースが長めに作られています。設計上そうなっているだけなんですけど、長いほうが個人的には乗り心地がいいんですよ。運転しているときも、跳ねが少なくて快適に走行できます。

10tトラック SUPER GREAT



私のトラック推しポイントBEST3

会社創立60周年記念という、還暦の歳にちなんだ赤色。取引先や同業者からも一発で覚えてもらえる、特徴的なカラーです。デザインにこだわったトラックなので洗車は欠かせないですし、目立つ分、荒い運転はできないなと気を引き締められます。

エアーサスペンションで、車高を上げ下げできるんです。車体の前後別々で高さを調節することも可能なので、傾斜のある場所では、傾斜の向きに合わせて車高を調節し、車内の平行を確保。車中泊もあるので、中で快適に過ごすには必要不可欠な機能なんです。

車体下、オレンジライトの下の白いライトは、僕が社長にお願いして付けてもらったので、要望が叶って嬉しかったですね。これだけライトが多いトラックは珍しいですが、夜間走行中に、サイドミラーに映るライトがきれいなんですよ。
